慢性腰痛は現代人の弱点

腰は上半身と下半身をつなぐ文字通り「身体の要」です。

自覚してなくても頭部や胸部の重さがここに集中し、立っている時は寝ている時の

約4倍の圧力が腰にかかる事が分かっています。

更に悪い姿勢が癖になったり、無理な体制で作業をしたりしていると、腰にはたっている時の数倍もの負荷がかかり、腰痛が起きやすくなります。

姿勢が悪くなるのは、加齢や運動不足で腰回りの筋肉が衰えるのが大きな要因です。

また、筋肉や骨量の減少で、背中が丸くなってくると、圧迫骨折や脊柱管狭窄症による腰痛も疑われます。

骨がもろくなって、腰椎がつぶれてしまうのが圧迫骨折で、くしゃみしたり、尻もちをついただけで骨折してしまう事もあります。

私が前に指導した方はまだ50代ですが、腰椎骨折でリハビリの為に来られた方がおいでました。

腰椎には、検査をしても原因が特定しきれないものもあります。

近年はこうした腰痛にストレスが関係している事が分かってきました。

ストレスを感じ続けると、脳は痛みに対して過敏になり、腰痛が悪化しやすくなります。

こうしたのタイプの腰痛は、腰の治療だけでは改善しにくく、長引きやすくなります。

これが黄信号!

〇背中を壁につけた時に頭がつかない。

〇身長が10年前よりも低くなった。

〇腰や背中が曲がってきた様に思う。

〇立ち上がる時に腰や背中が痛い。

〇下肢にしびれや痛みを感じる。

〇朝すぐに起き上がれない。

実は1個でも当てはまるとよ慢性腰痛の予備軍となります。

朝起きての軽い体操、ウォーキング、毎日湯船につかり、血行を良くするなどの

努力が必要ですが、これらの改善に一番有効なのは筋トレです。

慢性腰痛は現代人の弱点

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA