最近TVとか雑誌で多く取り上げているダイエット方法で(炭水化物抜きダイエット)が非常に流行っています。
これは短期間にごはんやパンや麺を抜いて体重を減らすものです。
効果的か効果がないかで言えば短期間であれば(最大1~2ヶ月)効果はあると思います。
人間の通常のエネルギーは糖質です。それを抜いた場合、身体のエネルギー源は当然脂肪とたんぱく質だけになります。
ですので身体は脂肪やタンパク質だけを使いそれらは減って行くのです。
タンパク質をかなり増やさないとカタボリックと言って筋肉も減らす事になります。
しかし継続していくと身体自体は非常に負担となります。
人間は1日当たり体重60Kgの方で最低150~200gの糖質は必要です。
というのはその内120~130gは脳で消費され血流の消費に30~50g使われるからです。
脳の栄養素は脂肪やタンパク質ではなく糖質だけなので極論でいうと生命維持に必要な栄養素が足りなくなるのです。
この様な状態で長期間続けていると頭がぼーっとしたり、仕事の集中力が欠けてしまい、身体自体がだるくなります。
もっと長期になると血管に悪玉コレステロールが溜まりやすくなり血管の動脈硬化が進み老化を早めます。
炭水化物は完全にカットするのではなく朝食や昼食などは少量でも摂りましょう。
夜は寝るだけのカロリーでよいのでカットしても大丈夫です。
炭水化物抜きダイエットについて