食べる速度と肥満度の関連を調べた所、食べる速度が速い程、体重や
BMI(身長と体重のバランス数値)が大きくなる事が分かりました。
ある一定の期間(2~3ヶ月)の間に同じ速度で食べるグループを分け
て実験をしました。
かなり遅いグループとかなり早いグループの体重を比較すると中年女性
と大学女子では平均で6Kgも差があり、中年男性では9Kgも違うと
いう結果が出てます。
それではどうして早食いは太るのでしょうか?
早く食べると血糖値の急激な上昇により、それを下げる為、インシュリン
が膵臓なら大量に分泌され、結果余分な身体の糖分が体脂肪として蓄積
されます。
又、早食いというとついついハンバーガーをコーラで流し込むとか牛丼
やかつ丼などの丼物をかきこむとかうどんやラーメンをすするという風
になりやすいですね。
例えば和食の代表的な和定食などは主食、主菜、副菜に分かれており、
三角食いする場合、そんなに早くは食べられません。
和定食など野菜やキノコ類、豆類などの食物繊維が多いのでバランス
も良く、太りにくい食事と言えます。
食物繊維の多い食事を出来れば3食食べましょう。
40台以上の方は食べ方を注意してゆっくりと食べる習慣をしてみて
ください。
気を付ける事
1、食事は出来るだけゆっくりと食べる
2、良く噛んで食べる(30回以上)
3、野菜から先に食べ、炭水化物からは食べない
4、食物繊維の多い物を食べる
早食いは太る